今年の後半のニュースをにぎわしていたのは、森の奥に住んでいたクマが人里に現れる目撃情報が多数あり、結果的に人身被害が過去最多になったということでした。そう「熊」と言えば今年の漢字に選ばれたことも話題になったばかりですね。でも少しだけ安心してください。
季節は七十二候の「熊蟄穴(=くまあなにこもる)」になりました。クマが土の穴に入って冬ごもりをする頃という意味です。冬の間に、子どもを生み育てる雌もいるということですが、クマも子孫を残し生き残るために必死なのですね。
そして次候は「鱖魚群(=さけのうおむらがる)」となります。群れをなした鮭が川を遡上する頃といった意味合いです。川上で孵化した鮭の稚魚は成長すると海へ下り、数年を過ごします。やがて成熟すると、産卵のために生まれ故郷へ。群れをなして川を遡る光景は生命の躍動と不思議そのものです。冬眠前のクマにとっても恵みの食糧ですが、人間にとっても食料の少ない冬を乗り切るためには同じく大事な食料といえます。

古の人々は、故郷に戻ってくる鮭を神様の恵みと考えていました。
アイヌ語で鮭は「カムイチェプ=神の魚」とされています。さらに北海道や東北の人々には、鮭の遡上に感謝し豊漁を願う「鮭祭り」を今でも受け継いでいます。また鮭と結婚する「鮭女房」や鮭の妖怪が人命を奪う「鮭のオオスケ」という民話も伝わっています。感謝と畏れをもって神様の魚を頂いてきたのですね。

冬は夏に比べると日照時間が短く、寒さから外出の機会も減り、体内でつくられるビタミンDが不足しやすく、空気も乾燥するため肌のダメージも気になる季節です。鮭は、オメガ3脂肪酸、ビタミン、アスタキサンチンなどの栄養素が豊富で、骨形成や免疫力向上や美容効果も期待できる素敵な食材です。
最後に残った運動不足の問題は、当院の運動教室で補っていきましょう! 継続的な運動があなたの美と健康を維持改善してくれます。是非一緒に頑張っていきましょう。