生命の興隆はひと段落し、作物が実りの時を迎えはじめる「長月」=9月に入りました。
熱風と猛暑にみまわれた夏もやっと終わるに違いないと半ば諦めげにしかし大いなる期待を込めて待つ秋がやって来ました。晴れ渡った高い空と過ごしやすい陽気に心も弾みます。
2月の立春から数えて210日目にあたる今日は、「二百十日」。季節の変わり目を知らせる雑節のひとつで、昔から農家の人々は厄日として警戒してきました。稲の実りを迎える大切な時期にもかかわらず、台風による防風・大雨によって米が大きな被害を被ることが多々あった為です。今でも各地では二百十日の雨風を鎮め、豊作を願う行事やお祭りが各地で受け継がれています。「風鎮祭」や「風祭」「風日待ち」「とおせんぼう」など名前はさまざま。新潟県では「風神祭」を行うほか、富山県では「おわら風の盆」の優雅な踊りによって風の神様を鎮め作物の無事を祈ります。先人の犠牲を風化させず、今を生きる私たちの教訓にしようと今日を「防災の日」としました。


皆さんも自宅の防災対策を整える日としましょう。非常食や水の賞味期限は?避難場所やハザードマップの確認も行い、「もしも」における心構えも含め備える一日としましょう。