一年で最も空高く太陽が昇り、最も昼が長くなる日「夏至」を迎えました。
冬から春、そして夏へと次第に伸びていく日脚を楽しんできた私たちにとって、今日はクライマックス。てっぺんに達した観覧車のゴンドラは一気に底へと向かって走り出すことを思い浮かべます。とはいえ夏至を過ぎても、まだまだ日照時間の長い日々はつづきます。
夜の訪れが遅く、朝の訪れが早いこの時季ならではの過ごし方で初夏の季節を楽しみましょう。
夏至の20時から22時にあえて電気を消してキャンドルの光でゆったりと過ごし節電する運動「キャンドルナイト」を実施する日は、2001年にカナダで始まり、今世界中に広まっています。
電灯の光が無くても、身体全体を動かす運動はできます。他人には内緒で運動にいそしみましょう。
また今日6/23と24は東京の港区に鎮座する愛宕神社の「千日詣り ほおずき縁日」です。
お参りすれば、千日参拝したのと同じご利益が得られるというありがたい日です。この縁日がこれから夏本番にかけて全国各地で立つ「ほうずき市」の元祖と言われています。古来、日本人は赤い色には「災厄をはらう力がある」と信じてきました。まさに、緑色から赤色へと熟していくほうずきには、人を元気にしてくれるパワーが秘めているに違いありません。
