こんにちは!かけはし接骨院です。
施術をしていると、患者さんから 「先生、どうして触っただけで、一番ツラい場所が分かるんですか?」 と驚かれることがよくあります。
特別な機械を使っているわけではないのですが、実は私たちの「手」と「頭の中」では、患者さんの想像以上にたくさんの情報を分析しているんです。今回は、私たちが普段どんな風に患者さんのお身体を診ているのか、その裏側を少しだけお話しします。
ミリ単位のズレを察知する「手のひらのセンサー」
私たちの手は、毎日たくさんの患者さんのお身体に触れる中で、非常に繊細なセンサーのように磨かれています。
筋肉の表面のわずかな突っ張り、コンマ数ミリの骨のズレ、皮膚の微妙な温度の変化……。これらは、服の上から、あるいは軽く手を当てただけでも、指先や手のひらを通してリアルに伝わってきます。
「なんとなくこの辺が重い」という患者さんの言葉の裏にある、本当のコリや引っかかりを、手のセンサーで見つけ出しているのです。
実は「何気ない日常会話」も、大切なヒント
しかし、手の感覚だけで100点満点の施術ができるわけではありません。 もう一つ、私たちが同じくらい大切にしているのが、問診時の最初のお悩みや、施術中の何気ないおしゃべりです。
患者さんご自身は「痛みの原因」だとは夢にも思っていないことが、実は最大のヒントになるケースがよくあります。例えば、過去にこんなことがありました。
- ケース①:しつこい腰痛の患者さん 「最近、配信サービスのドラマにハマってて〜」という何気ない会話からピンときて、「もしかしてソファで変な体勢のまま寝落ちしてませんか?」とお聞きしたところ、まさにその通り!不自然な姿勢で固まることが、腰の負担の原因でした。
- ケース②:手首の痛みを訴える患者さん 「半年前から犬を飼い始めた」「やんちゃで散歩中にグイグイ引っ張る」というお話から、ワンちゃんに引っ張られた瞬間の急激な負荷が、手首の痛みの引き金になっていることが分かりました。
一見、お身体の痛みとは関係なさそうな生活の一コマですが、「あの時のおしゃべり」と「今、手が感じ取っている筋肉の硬さ」が頭の中でピタッとつながる瞬間があります。生活習慣という背景が見えて初めて、本当の根本原因にアプローチすることができるのです。
言葉にならないお身体のSOS、一緒に紐解いていきましょう
私たちは、ただ痛い場所を揉むだけの場所ではありません。
「手の感覚」というプロの技術と、「患者さんの言葉」という大切なヒント。その両方をパズルのように統合して、あなただけのオーダーメイドのケアを組み立てています。
「うまく説明できないけれど、とにかく身体がツラい」 「原因が分からないけれど、ここが痛む」
そんなときは、どうぞそのままの言葉でお聞かせください。リラックスしておしゃべりをしながら、お身体からのSOSを一緒に紐解いていきましょう!

